ホーム講師の講話を伴う勉強会令和6年度の活動結果

令和6年度の活動結果

「デジタルエンジニアリングに関する国内外の技術動向」:講師 大田啓氏

標記の題目で、防衛装備庁航空装備研究所 プロジェクト調整官(兼)長官官房装備開発官(統合装備担当)付 の大田啓氏による1時間30分の講話の後、対面及びリモートの各参加者との間で質疑応答を30分行いました。
  
 講話の概要は、以下のとおりです。


1.日時:10月28日㈪15:00~17:00の2時間
2.場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷2階「琴の間」
3.参加者:メンバー9名(対面)、他参加者5名(対面)、リモート参加者は4名
4.構成及び使用資料:後日、掲載予定

 〇講師のプロフィール
大田 啓(おおた けい)氏は、慶應義塾大学理工学部卒(工学博士)。平成5年4月に防衛庁入庁。国際共同研究や国際共同開発事業を含む各種センサシステムや誘導武器システム等の研究開発や試験評価に従事。平成15年には第1回日米科学技術交流プログラムで米陸軍暗視電子センサ監部に派遣。国際交流関連業務にも従事。

「世界各国における先端技術研究開発ー新興(エマージング)技術の導入とAIの整備ー」:講師 渡辺秀明氏

標記の題目で、一般財団法人防衛技術協会・理事長の渡辺秀明氏による1時間ほどの講話の後、対面及びリモートの各参加者との間で質疑応答を45分行いました。
 
 
 講話の概要は、以下のとおりです。


1.日時:10月8日㈫ 15:00~17:00の2時間
2.場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷2階「鼓の間」
3.参加者:メンバー9名(対面)、他参加者5名(対面)、リモート参加者は22名
4.構成

 1 軍事における新興(エマージング)技術とは

 2 AI(エマージング技術の代表格)活用の状況

 3 中国における新興技術の状況 

 4 欧州の状況
 5 我が国の状況
 6 日本の科学技術に関する課題と解決策
 7 米国国防省のAIに関する指針・方針について
 8 韓国はAI先進国 軍事AIに関する国際シンポジウムを主催
 9 日本の防衛AIの課題と方向性
 10米中における生成AIを巡る激しい競争
 11日本が世界をリードできる技術
 

6.講話での使用資料
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〇講師のプロフィール
渡辺秀明(わたなべひであき) 1977年慶応義塾大学工学部を卒業。1987年同大学にて工学博士を修得。防衛庁に入庁以降、防衛庁管理局航空機通信電子課長、防衛省大臣官房技術監、防衛省技術研究本部長を歴任され、防衛装備庁長官を最終補職に、2017年退官。退官後は、一般財団法人防衛技術協会・理事長のほか、SBIホールディングス株式会社・顧問、SHIFT株式会社 特別顧問 *2024年10月8日付で防衛省顧問に就任

「安全保障をめぐる国際宇宙法の動向」:講師 青木節子氏

 標記の題目で、慶應義塾大学大学院法務研究科教授・青木節子氏による1時間30分の講話の後、対面及びリモートの各参加者との間で質疑応答を30分行いました。
 
 
 講話の概要は、以下のとおりです。


1.日時:4月9日㈫ 15:00~17:00の2時間
2.場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷2階「鼓の間」
3.参加者:メンバー13名(対面)、リモート参加者は多数
4.講話の主な内容
  西側諸国と中ロ等の諸国の宇宙安全保障をめぐる競争と対立を、国際宇宙法の観点から論じる。現代に続く問題の背景に留意しつつ、西側諸国の追求する「責任ある行動」と中ロの「宇宙兵器配備禁止条約案(PPWT)」をめぐる国連内外での対立、広義の安全保障問題といえる月の開発制度における対立などを扱う。
5.目次

 I 新たな宇宙活動主体の躍進、混雑する軌道、米中競争のゆくえ

 II 安全保障をめぐる現行国際宇宙法

 III  安全保障利用をめぐる喫緊の課題 

 IV 安全保障向上を目指す規範形成の動き
 結論に代えて

6.講話での使用資料
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〇講師のプロフィール
「青木節子(あおき せつこ) 慶應義塾大学法学部法律学科卒業。カナダ、マッギル大学法学部附属航空宇宙法研究所博士課程修了、法学博士号 (Doctor of Civil Law (D.C.L.) (1993年)。防衛大学校社会科学教室専任講師、助教授、慶應義塾大学総合政策学部助教授、教授等を経て、2016年4月以降、同大学大学院法務研究科教授。国際法専攻で特に、国際宇宙法、軍備管理・軍縮を専門とする。2013年-2023年、国際宇宙法学会(Institute of International Space Law:IISL)理事、副会長。現在、日本軍縮学会会長、日本国際法学会理事。株式会社スカパーJSATホールディングス社外取締役」

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