1 全般
令和7年3月2日㈰、愛知県小牧市春日寺に所在する小牧基地において、「小牧基地航空祭」が開催され、去年に続き、足を運びました。今年は、航空自衛隊創設70周年記念に加え、小牧市政70周年及び名古屋空港開港20周年の大きな節目にあたり、ブルーインパルスの飛行展示、今年4月から同基地所属部隊を対象とした民放ドラマの番組PRイベント等をはじめ盛大に行われました。基地司令が最も心配されていた天候も展示飛行時間帯には回復、来場された多くの方々が楽しんでおられました。
2 展示内容:0830~1500
- 飛行展示:ブルーインパルス、戦術輸送機、空中給油機、救難機、戦闘機による飛行展示
- 地上展示:航空機展示、装備品展示、警備犬訓練展示
- ステージ
ア ファッションショー
イ 売店、キッチンカー
ウ イベント
3 基地懇親会:1130~1300
航空自衛隊創立及び小牧市政の70年という節目にあたる年であることから、多数の国会議員、関係自治体の首長が多数出席されておられました。各来賓からの挨拶からも自衛隊に対する期待がいっそう高まっている現状を知る良い機会でもありました。
■若干の所感
航空祭の前日、勝川のホテルにおいて航空自衛隊輸送機部隊と関係防衛産業との意見交換の場が設けられました。これまでにない企画で大変好評を博していたと個人的に思えました。航空自衛隊主要幹部と防衛産業関係者が和気藹々とした中にあって、将来の安全保障を担う事業について忌憚なきアイデアを交わしていたのが印象的でした。記念イベントの場でもあっても、雰囲気を阻害することなく実務に関するやり取りができる場とした、今回の設定はとても意義あるものと実感しました。1輸空隊と救難群の共催で実施された催しではありましたが、戦闘航空団主催航空祭の並みの防衛産業関係者が出席していた状況から判断すると、こうした現在及び将来の事業に関する役立つ、やりとりがいかに大切であるか、またそうした場を防衛産業側は大いに望んでいることを認識した次第です。